「からっぽの湖」

神戸オリエンタル劇場にて、2008年最初の観劇になりました。

野間口湖畔に飾られた謎の生物ノッシーの古びたオブジェ。
吸い寄せられるように集まってくる7人の男女。
ノッシーに人生を潰された男たち。怪しげなオカルト雑誌の女性編集者。
ファンシーに魅せられたペンションオーナー。ハンターを取り締まる謎の鳥人間。
そこへ出戻りの女も現れて、人々のバランスはゆっくりと崩れ始める。
湖畔に繰り広げられるキッチュで可笑しな会話の中から、
それぞれの破れた夢が浮かび上がってきたとき……。


G2プロデュース「からっぽの湖」

風邪薬を飲んでいて、オリエンタル劇場の座席は心地よく、おまけに前の男性の頭で舞台の真ん中ががっちり見えなくて冒頭から眠くて眠くて…。仁さんがしゅっと登場した変からリズムが変わってちょとは楽になったかな。
面白かったんだけどどうにも印象に残らなかったのは、きっと私がボーっとしていたせいだ。仁さんが「田中角栄」って言った時、「田中カクウェイ」*1が頭に浮かんだのだけど、同じくラーメンズ友達もそうだったと後で聞いてにやりとしたよ。