麦ふみクーツェ

夜寝る前にちまちま読み進めていたので、結構長い期間読んでいたのですが、不思議な読後感だったなぁ。いしいしんじさんは実は「ぶらんこ乗り」を持っているのですが、読み始めた頃に魔窟に埋もれてしまい全部読み終っていないのです。ねこの声にクーツェの足踏み。おじいさんのティンパニー。読んでいる間中、リズムや息遣いが聴こえてきたよ。

麦ふみクーツェ (新潮文庫)

麦ふみクーツェ (新潮文庫)