日・月の読書

電車に乗ると読書がはかどります。

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫)

高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫)

大好きなクラフトエヴィング商會の吉田さんの「それからはスープのことばかり考えて暮らした」。
「つむじ風食堂」がある月舟町の隣にある桜川町の商店街のはずれにあるサンドイッチ屋店で働く男性と「名前のないスープ」のお話。安藤さんが作るサンドイッチも名前のないスープもとろけそうに美味しそうで、空腹で読むのは危険なんだけどあたたかい話です。
そして再読の小路さん。何回読み返しても強くて優しい人たちに涙してしまうのです。
電車の中で泣きそうになってしまった。
最後の貴族探偵シリーズ。作者の椹野道流さんにはご縁があってお会いしたことがあるのですが、すごく素敵な方なのですよー。
他のシリーズもあわせて大ファンです。