静かな生活

決して長くないと思っていた正月休みだけど、今年はどこにも出かけずに家にいたことが多かったので、すっかり飽きてしまいました。家にいるとご飯→洗い物→ご飯→洗い物→ご飯→洗い物のループで1日が終って嫌になってしまう。専業主婦には向いてない(今さら!)
久しぶりに読んだのが

女たちよ! (新潮文庫)

女たちよ! (新潮文庫)

故・伊丹十三監督のエッセイ。父親が持っていて中学生の頃に読んだのを大人になってから自分で買いなおした1冊。中学生時代、伊丹さんの美意識になるほどーとなりつつ大人ってこんな感じなんだと思いながら読んでました。
伊丹監督というと、「マルサの女」や「スーパーの女」とか有名ですが、私は義弟である大江健三郎さんの小説を映画化した「静かな生活」が好きです。
以前図書館で借りて読んだ原作もとてもよかった。急に読みたくなってきたので明日本屋に行ってみよう。
「静かな生活」のことを思い出したら、心の充実を欲していたんだなということに今気がつきました。