アナザー・ワールド 王国その4
朝起きて、昨日ベッドの中で読みかけのまま寝てしまった「王国その2」から読み始めてそのまま一気に3・4と読みきりました。
私の中に入ったものが消化して頭や身体の中を巡ってくるのに非常に時間がかかるものだから、言葉にするにはもう少し時間がかかると思うのだけど、2010年の1月になって久しぶりに読み返そうと思って読んだ「王国」を手にして、そのついでにといっては乱暴な言葉なのだけど、気が向いた時にしか見ないよしもとさんのサイトで「王国その4」が1月7日発売の新潮に掲載されているのを知ったってことは、『呼ばれたな』って思ってしまう。
私の場合、小説を読むとその世界の中に気持ちをがーーーっと入れ込んでしまって、それこそもしかしたらページとページの間に入り込んでしまっているのではないかと思うくらい気持ちが入ってしまうので、読み終わると大きな旅行から帰ってきた気分。
今回もいい旅でした。
「王国」3冊の装丁や手触り、厚み、本の佇まいが好きなのでその4も早く本にならないかと思ってます。