「THUNDER & PEACE」

昨日はグッドラックヘイワ×ハンバートハンバート。会場の千種文化小劇場は円形劇場で吹上の駅からも近い。
いい劇場だなー。この間のヨーロッパ企画なんてここでやったらすごく楽しそうなのに…。小さいけど。
座席指定なのでゆっくり入っても大丈夫。しかし、ふかふかの椅子に緊張…。
最初はハンバートハンバート。去年のGOLDEN LION HOUR in 東海の浜松メスカリンドライブで開演前のSEでガンガンかかっていたのがハンバートハンバートの「まっくらやみのにらめっこ」でした。友達が長崎さんに誰のアルバムですか?って聞いていて、ああこれがハンバートハンバートなんだって思ったのが初めて。
遊穂さん小さいのねー。すごくかわいらしい。劇場なのでライブというより、なにかお芝居を観ている感じでふわーんと声が広がります。椅子も心地よくて、時折寝てしまった(笑)。すごく心地よかったのですよ。
で、後半は元気な曲で目もぱっちり覚めました。リラクゼーションって感じのライブ。
そしてグッドラックヘイワ
円形の舞台にドラムとキーボードと、大穂さんのスチールパンが丸く囲むようなセッティング。
始まる瞬間まで私語もあまりなく、まるでお芝居を見ている感じ。空間が広くてこっちまで緊張してしまった。

Ody Perc Tone
Fiesta Piano
黒ダイヤ定食
Penguin & Camel
チャイニーズスケーター
Loca's Moon
Tikoku
麒麟
Ghede Humming
Misinner Blues
千支ノス
Monsieur MIYATAKE
宇宙の犬
習う

微妙に曲順が違っているかものセットリスト。
「Ghede Humming」から大穂さん登場でした。
音の響きがすごくよくて、ロカとか習うとかの本当に本当に囁くような感じの音まで聴こえてきて、それが全部体の中に入ってくる。余韻が劇場の空間に吸い込まれるまで堪能。
すごく新鮮。熱くラフなライブも大好きなんだけど、こういった1音1音を確かめるように味わえるなんて、すごく贅沢だなーと思います。
「習う」なんてあまりのことに最後の余韻を吸い込むように大きな息を吸い込んでしまったくらい。
きっとあの余韻は私の体の中に吸い込まれたに違いないよ。
何故かミシナーで涙がほろりとなってしまった。何故だろうなー。
そしてそんな空間なのに、MCはいつものグッドラックっていうのが笑える。この間のハックフィンもそうだったんだけど、何故かまたもやトイレ話。
今回の会場の楽屋裏にあるトイレは水の溜まるのが遅いらしく、卓史くんは出したものが流れずに大変だったらしいです。
で、手近にあるモノで水を汲んで流そうとしたら、それに穴が開いていて周囲が水でベタベタになってしまい、トイレットペーパーで必死で拭いたらしいです。
「その手で音楽を奏でてるの…」という大地くんの一言が笑えた。「ちゃんと手は洗ったから…」と卓史くん。
大地くんは使いたくないのに音姫がセンサーで反応してしまうことが、「かえって恥ずかしい」と。
麒麟坊」は仙台のライブに行った方のブロクで読んでいたんだけど、日野市にある中華料理屋さんの店名なんだそうです。友達情報によると、味は濃い目だけど美味しいそうです。いつか行こう!
そこには「店長募集(2名)」の張り紙がしてあって「あ、それは俺らがこの曲を作ることを予知していたんじゃない?」と大地くん。
大地くんは料理できないのに、卵を割ると殻の中をいちいち洗うそうです。理由は「小バエが湧くから」。
いや、それはその前に殻を捨てようよと心の中で突っ込んだ人もいたはず。卓史くんは「洗わない方向で、殻を入れた袋の口をしっかりしばる」。同じく!
いや、それにしても相変わらずゆるいMCでした。
アンコールはハンバートハンバートと一緒に。楽しいねー。
椅子がふかふかで全然動けないし、体は緊張したけど、こういう感じのライブはなかなかないから、今回名古屋であってよかったーと思いました。
いろんなグッドラックヘイワが見たいぜと貪欲魔神降臨中。来週のシャングリラはまた全然違うだろうからものすごく楽しみ!