マリアビートル

久しぶりー。
昨日は伊坂さんの「マリアビートル」(文庫)をそして読み終わった後にすぐさま「グラスホッパー」を読みましたよ。
伊坂さんの作品は途中でものすごく不安になるのです。心の中が急に空っぽに乾いて緊張する。しかし、最後にはやれやれと安堵感が満たされるので安心するのですが、いつか無情なまま話が終わり、どーんと乾いたままの気持ちを抱えて読み終えるのではないかと毎回はらはらします。
「マリアビートル」も視点が変化するので、誰かに感情移入できないまま読み進めていくのですが、蜜柑と檸檬はまた別のストーリーを読みたいなと思いました。
田中も出てきたので、サクラも出るといいな。