ハチ

なんとなく今まで読んでなかったよしもとばななさんの「ハチ公の最後の恋人」を買って読みました。よしもとさんの小説は90%ぐらい読んでいるのですが、この小説は言葉の上を気持ちが滑ってしまっている感じで、心に染みて染みて仕方がないとかそういうことがなく、あっさりと読み終えてしまいました。でも後半で好きな人が今の自分と同じ空の下にいるだけでも嬉しいことだと気が付く気持ちは同感。たとえそれが人でなくても、物や出来事やネコでも大切で大好きなものが、今私が生きている同じ空気のどこかにあるんだと思うだけで、心がひとまわり強くなれる気がしますよ。
なんてことを携帯でちまちま打っていたら、2駅乗り過ごしました。ビックリ!