箱入り息子の恋

源ちゃん初主演の映画「箱入り息子の恋」。昨日名古屋では舞台挨拶つきの上映会がありました。初めてぴあプレミアム会員カードが火を噴いて当たりました(倍率は不明だけど)。
まずは映画。
35歳童貞、市役所の集計課で13年。出世もなし、お昼ご飯は家に食べに帰り定時に帰宅、趣味は貯金とカエルを飼うこと。そんな健太郎がお見合いで出会った盲目のお嬢さん。
自分のコンプレックスから人とかかわることを極力避けて生きてきた健太郎が恋をして、走り、転がり、絶叫する姿がまっすぐすぎて泣けてきたり笑ったり。
去年倒れて初めての生源ちゃん。元気になってよかったね。
終演後の舞台挨拶で「健太郎はただひたすら真面目に自分の筋を通して生きているので、奇をてらうのではなく真面目に演じました。その結果気持ち悪くなることはあっても」という源ちゃん。
たぶん周りに健太郎がいたら友達になることは少ないかも。でも健太郎の目線で気持ちを追っていくとどんどん入り込んできて応援したくなります、でもおかしいんだよなーって感じ。まっすぐすぎて笑えちゃう。
そんな健太郎役の源ちゃんものすごく似合ってました。
そして高田漣さんの音楽がものすごくよいのですよー。ぐぐって心が動いた時に絶妙に入る音楽。最後のクレジットの【伊藤大地】の文字に一人しみじみするエンディング。
公開は6月8日から。もう1回観に行こうかな。